カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2019年7月 5日 (金)

『なぜかモテる人がしている42のこと』 (中谷彰宏 )

中谷彰宏の『なぜかモテる人がしている42のこと』を読んだ。

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時点)

ビジネス上や異性関係でモテるために秘訣が書かれていると思って読んだのだが・・・。全編抽象的なお話しばかりで、具体的な提言は一切なし。???な内容でがっかり。読むだけ時間の無駄だった。

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2019年7月 2日 (火)

『火星に住むつもりかい?』(伊坂幸太郎)

伊坂幸太郎の『火星に住むつもりかい?』を読んだ。

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警察内に、平和警察という危険人物を見つけ出して処刑する部署があり、日々、密告から危険人物と思われる人間(実際に危険かどうかは関係なく)を連行、拷問、公開処刑している。あるときツナギを着た男が現れ、警官を倒し、拷問中の人間を助け出す。このツナギを着た男は正義の味方なのか?

いろんな登場人物の視点でおはなしを展開、テンポも文体も伏線の張り方もいつもの伊坂流。ラスト近くでは驚きの種明かしで、騙された感があり。なるほど、そうだったのかって感じで面白く読める。ただ拷問とか処刑とか気分が悪くなるようなところもあって、楽しく読めるかというと・・・。

 

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2019年6月25日 (火)

『スペインの雨』(佐藤正午)

佐藤正午の『スペインの雨』を読んだ。9篇の作品が収められている短篇集。

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収録されているのは、「ジョン・レノンが撃たれた日」、「恋」、「木にのぼる猫」、「コンドーム騒動」、「ほくろ」、「ルームメイト」、「いつもの朝に」、「クラスメイト」、「スペインの雨」の9篇。いずれも佐藤正午らしい雰囲気を楽しめる作品で、わたしはこういうの好きだなぁ。なかでも「クラスメイト」が好みだ。

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2019年6月23日 (日)

『ロスジェネの逆襲』(池井戸潤)

池井戸潤の『ロスジェネの逆襲』を読んだ。以前に読んだ『オレたち花のバブル組』の続編で半沢直樹シリーズの第3弾。

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今回は、証券子会社に出向中の半沢が、出向元で親会社の銀行と敵対して、敵対的企業買収に対応するお話し。ちょっとうまくいきすぎな感はないでもないが、いつもどおりの展開で楽しく読める。痛快なエンターテインメントで、あまりの面白さに一気に読了。さらに続編もあるみたいなのでもちろん読まないと・・・。

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2019年6月19日 (水)

『一路』(浅田次郎)

浅田次郎の『一路』を読んだ。上下巻あわせて750頁の長篇作品。

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幕末が舞台、西美濃の旗本の中山道を進む参勤交代を描く作品。さすがに当代きってのストーリーテラーで、グイグイ引き込まれて一気に読了。作者らしく笑いあり涙ありのエンターテインメント。いやー、楽しく読める作品で読み応えあり。読んでおいて損はない。

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2019年6月11日 (火)

『ホワイトアウト』(真保裕一)

真保裕一の『ホワイトアウト』を読んだ。600頁超の長篇サスペンス・アクション、吉川英治文学新人賞受賞作品。

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日本でも最大規模の貯水量を誇るダム発電所がテロリスト(?)に占拠された。たまたま人質にならずに済んだ主人公が、何が起こっているのかわからないままテロリストに対峙する・・・。

あまりの面白さにページを繰る手を止められずに一気に読了、こりゃ面白い!!一級のエンターテインメント作品で、映画向きだなぁと思ったらとっくに映画化されていたみたい。読み応えある作品で、読まないと損だな。未読の方にはオススメする。 

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2019年6月 3日 (月)

『確証』(今野敏)

今野敏の『確証』を読んだ。作者らしい警察が舞台の小説。

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都内で強盗と窃盗が続けて起こる。盗犯専門の主人公の刑事は自分なりの勘で捜査をするのだが、そのあとに起こった強盗にも違和感を感じて・・・。意外性はなく、主人公の推理に沿って展開する、なかなか面白く読める作品。軽く読む分には充分楽しめる。

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2019年5月29日 (水)

『廃疾かかえて』(西村賢太)

西村賢太の『廃疾かかえて』を読んだ。

作者の作品は私小説とのことだが、古めかしい文体が特徴。読んでいても気分が悪くなるような、自分勝手な言動を行う主人公だが、なんだかわかるような気もする。暗いお話だが、けっこう面白く読める作品。人間の本質をえぐるような心理描写が秀逸。作者の他の作品も読まないといけない。

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2019年5月26日 (日)

『我が家の問題』(奥田英朗)

奥田英朗の『我が家の問題』を読んだ。

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以前に読んだ『家日和』の続編的な作品で、夫婦と家族の問題を描いた短篇集。収録されているのは「甘い生活?」、「ハズバンド」、「絵里のエイプリル」、「夫とUFO」、「里帰り」、「妻とマラソン」の6篇。「妻とマラソン」は『家日和』に収録の「妻と玄米御飯」の続編的なお話。

どれも特殊な、もしくは些細な家族の問題を、巧く展開して読ませるお話で、楽しく読める作品。あったかい読後感がいいねぇ。さらに続編的な作品もあるみたいなので読まないといけない。

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2019年5月22日 (水)

『裂けて海峡』(志水辰夫)

志水辰夫の『裂けて海峡』を読んだ。400頁強のサスペンス・アクション作品。

 海運会社の社長が刑務所に入っている間に、社有の商船が鹿児島の海峡で消息を絶ち乗組員は全て死亡(消息不明)。刑務所から出た社長が慰霊のために鹿児島を訪れている間に、船の消息について疑問を感じて調べていると恐るべき事実を知ることになる。事実を知るとある組織から狙われることになって・・・。

手に汗握る展開は読み応えあり。リアリティに欠けるところがなくもないが一気に読ませる。ラストがちょっと切ないなぁ・・・。

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