『裂けて海峡』(志水辰夫)
志水辰夫の『裂けて海峡』を読んだ。400頁強のサスペンス・アクション作品。
海運会社の社長が刑務所に入っている間に、社有の商船が鹿児島の海峡で消息を絶ち乗組員は全て死亡(消息不明)。刑務所から出た社長が慰霊のために鹿児島を訪れている間に、船の消息について疑問を感じて調べていると恐るべき事実を知ることになる。事実を知るとある組織から狙われることになって・・・。
手に汗握る展開は読み応えあり。リアリティに欠けるところがなくもないが一気に読ませる。ラストがちょっと切ないなぁ・・・。
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