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2018年12月 2日 (日)

『聖なる黒夜』(柴田よしき)

柴田よしきの『聖なる黒夜』を読んだ。上下巻あわせて1200頁を超える超長編ミステリー。

 
 
やくざの幹部が宿泊しているホテルの室内で殺された。関係者をあたっていくとどうもやくざ同士の抗争ではないようだ。いったい誰が・・・。
 
いろんなおなしが詰め込まれていてすごいボリュームだが、テンポいい展開と少しずつ明らかになる事実にグイグイ引き込まれて、一気に読了。あちこちに伏線が張ってあって、ラストに向かって収束へ。楽しく読める作品で、読み応えあり。ただ、登場人物にホモやバイセクシャルが多く、その性行為の描写も多くて、さすがにちと気分が悪くなる。作者女性なのにすごいなと感心もする。

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