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2017年10月18日 (水)

『爆撃聖徳太子』(町井登志夫)

町井登志夫の『爆撃聖徳太子』を読んだ。

タイトルこそ“聖徳太子”を冠するが、この物語の主人公は小野妹子。どこまで史実に沿っているのかはわからないが、なかなかにとんでもない展開のお話。戦闘の描写が多く退屈になりがちな展開だが、それでもしっかりと読ませるのは作者の技量か?

全編ほぼ国外でのできごとで、飛鳥が舞台のお話がなくちと残念だが、楽しく読める作品。聖徳太子のキャラクター設定が微妙だが・・・。

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