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2016年6月 2日 (木)

『塩の街』(有川浩)

有川浩の『塩の街』を読んだ。有川浩のデビュー作。

「塩害」に襲われて、人が次々と死んでいく荒廃した東京が舞台。

突然塩の柱が飛んできて、それを見ると塩になって死んでしまうという設定がすごい。が、SFチックなのはそこまでで、この作品で描かれているのは「愛」。主人公二人だけでなく、世界が滅亡しようとする中で惹かれあう男と女を描いてる。ややハチャメチャな展開もなくはないが(設定が設定なので・・・)、楽しく読める作品だ。

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