『ぼくのメジャースプーン』(辻村深月)
辻村深月の『ぼくのメジャースプーン』を読んだ。500頁超の長編小説。
小学校で飼われていた兎が惨殺されるという事件が起こった。そのため仲良しのふみちゃんが心を失ってしまった。特殊な能力をもつぼくは、犯人と会ってその能力を使うことに・・・。
やや冗長な印象のお話でなかなか読み進めないが、なかなかに面白い作品。ぼくが犯人とあって何を話すのかが大きなテーマなのだが、驚く内容で・・・。小学生にしてはしっかりしすぎな気もしないではないが、ぼくのふみちゃんに対する気持ちが上手く表されていてさわやかなあったかい読後感。
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