「肉筆浮世絵-美の競艶」大阪市立美術館
5月27日(水)
この日は仕事で大阪へ。ちょっと天王寺に立ち寄って、仕事の前に大阪市立美術館へ。特別展の「肉筆浮世絵-美の競艶」を観た。
タイトル通り肉筆の浮世絵を集めた展示でそのほとんどが美人画。多くの作品に描かれる女性は、色白で鼻筋が通っていてやや下膨れ気味の顔立ち。当時の美意識がうかがえる。
目玉は北斎の「美人愛猫図」で、わたしは暁斎の「一休禅師地獄大夫図」が観られて嬉しい。二十四葉からなる初代歌川豊国の「時世粧百姿図」は、その構図と色づかいが秀逸でとってもイイ!
なかなかに見応えある展示で、思っていた以上によかったなぁ。観る価値は十分にある。
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