『記憶の果て』(浦賀和宏)
浦賀和宏の『記憶の果て』を読んだ。
ある日父親が自殺した。そんな折、突然パソコンが話しかけてくる。パソコンは自分は「裕子」だというが、それは18年前に自殺した姉の名前だった・・・。
主人公のキャラクター設定もあってか全体的に暗く重い印象、テンポもいいとは言えない文章で、なかなか読み進めない。そんなわけで、驚きの事実も衝撃は軽い。いろんな謎が謎のまま放置されたラストはあんまり好きじゃない。
読後感はあんまり良くない。続編もあるみたいだが、読みたい気分にならないなぁ。
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