« 吉左エ門、 再び | トップページ | 「山陰の古刹・島根鰐淵寺の名宝」京都国立博物館 »

2015年2月 4日 (水)

『記憶の果て』(浦賀和宏)

浦賀和宏の『記憶の果て』を読んだ。

ある日父親が自殺した。そんな折、突然パソコンが話しかけてくる。パソコンは自分は「裕子」だというが、それは18年前に自殺した姉の名前だった・・・。

主人公のキャラクター設定もあってか全体的に暗く重い印象、テンポもいいとは言えない文章で、なかなか読み進めない。そんなわけで、驚きの事実も衝撃は軽い。いろんな謎が謎のまま放置されたラストはあんまり好きじゃない。

読後感はあんまり良くない。続編もあるみたいだが、読みたい気分にならないなぁ。

|

« 吉左エ門、 再び | トップページ | 「山陰の古刹・島根鰐淵寺の名宝」京都国立博物館 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『記憶の果て』(浦賀和宏):

« 吉左エ門、 再び | トップページ | 「山陰の古刹・島根鰐淵寺の名宝」京都国立博物館 »