『嫌な女』(桂望実)
桂望実の『嫌な女』を読んだ。
天才詐欺師の夏子がトラブルを起こすたびに依頼される夏子の遠戚の弁護士の徹子。徹子が20代前半の新米弁護士のころから71歳になるまでが、時折起こる夏子のトラブルとともに描かれる。
この作品は、夏子のおはなしであり、徹子のおはなしである。しかし夏子は直接的には物語では描写されない。すべてが伝聞で語られるのがうまいところで、構成と展開の巧みさにページを読む手を止められない。とっても面白い作品で読む価値ある。
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桂望実の『嫌な女』を読んだ。
天才詐欺師の夏子がトラブルを起こすたびに依頼される夏子の遠戚の弁護士の徹子。徹子が20代前半の新米弁護士のころから71歳になるまでが、時折起こる夏子のトラブルとともに描かれる。
この作品は、夏子のおはなしであり、徹子のおはなしである。しかし夏子は直接的には物語では描写されない。すべてが伝聞で語られるのがうまいところで、構成と展開の巧みさにページを読む手を止められない。とっても面白い作品で読む価値ある。
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