『1Q84』(村上春樹)
村上春樹の『1Q84』を読んだ。出版当時かなり話題になったベストセラー小説。文庫では6冊という超長尺。
前半はグイグイと引き込まれるテンポのいい展開。ファンタジー小説かと思わせるような展開にちと期待したものの、後半(特にBOOK3)の冗長な語りは残念。だらだらした展開の割には、知りたいことが謎のまま残されていたりと喰い足りない気分。中途半端なラストも・・・。
村上春樹はけっこう好きな作家だったのだが、少し前の『海辺のカフカ』と本作でけっこうがっかり。次に読むかどうか正直わからない。
| 固定リンク
コメント