『セカンド・ラブ』(乾くるみ)
乾くるみの『セカンド・ラブ』を読んだ。以前読んだ『イニシエーション・ラブ』と同じく最後の最後にアッというオチが・・・。
スキーで出会った良家のお嬢様との交際の過程が淡々と描かれる。意外な展開もありながら、最後のオチにむかってすすんでいく物語。読みやすい文章とテンポのイイ展開でスイスイと読めてしまう。
明らかに序章がミスリードを狙ったもの。ラストのオチはそれなりの驚きがあり、そうくるか!って感じだが好きじゃないなぁ。あとあじはよくない。説明されてない謎の部分も多く消化不良気味。『イニシエ-』の方が完成度高いかなぁ。でもやはり「女って怖いねぇ」ってのが感想だ。
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