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2012年10月14日 (日)

『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』(中島らも)

中島らもの『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』を読んだ。著者の中学から大学時代の出来事を描いたエッセイ。

著者独特の視点から描かれる。思春期の男の子の心情は男なら誰でも共感できるもの。昔のことをよく覚えてるなぁという印象。共感しつつも楽しく読める作品。

ただ、いきいきと描かれる高校時代と違ってやや陰鬱な大学時代が著者の生きた世界なんだろうというのが伝わってくる。

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