『仕掛けられた罪』 ミステリー傑作選
『仕掛けられた罪』を読んだ。9篇の短篇を収めたアンソロジー。
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仕掛けられた罪 ミステリー傑作選 (講談社文庫) 著者:荻原 浩,伊坂 幸太郎,山口 雅也,戸梶 圭太,田中 啓文,朝松 健,三雲 岳斗,石持 浅海,草上 仁 |
収録作品は上記リンクを参照いただきたい。有名な作家の名前が並ぶので読んでみたのだが・・・。
「これもミステリーっていうの?」っていう作品が多く、わたしの勝手な判断では、「黄昏時に鬼たちは」(山口雅也)、「貧者の軍隊」(石持浅海)、「二つの鍵」(三雲岳斗)、「ディープ・キス」(草上仁)あたりがミステリーかなぁ。ただタイトルどおりの“仕掛けられた罪”がどこにあったのかというと・・・。
ちと期待外れのアンソロジー。どの作品もいまひとつの印象がぬぐえない。オチが印象的な「お母さまのロシアスープ」(荻原浩)がわたしの好みかなぁ。
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