『短篇ベストコレクション 現代の小説2009』(日本文藝家協会編)
『短篇ベストコレクション 現代の小説2009』を読んだ。2008年に発表された当代きっての22人の作家の短編を集めたもの。
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短篇ベストコレクション―現代の小説〈2009〉 (徳間文庫) 販売元:徳間書店 |
22編の短篇が収録されている。サスペンス・ミステリー・ホラー・青春小説となんでもありでそれなりに面白いのだが、いずれもちと喰い足りない気分で若干期待外れの印象。「さすがに巧いなぁ!」と思ったのは以下の作品。
「琥珀」(浅田二郎)、「ごめん」(唯川恵)、「検問」(伊坂幸太郎)、「ダガーナイフ」(石田衣良)、「厭だ厭だ」(あさのあつこ)、「ジョーカーの徹夜仕事」(大沢在昌)。
これらが2008年を代表する短篇のベストであるならちと寂しいなぁ・・・。
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