« 志津可 | トップページ | 仕事が忙しくて&酷暑が続いて・・・ »

2010年7月26日 (月)

『短篇ベストコレクション 現代の小説2009』(日本文藝家協会編)

『短篇ベストコレクション 現代の小説2009』を読んだ。2008年に発表された当代きっての22人の作家の短編を集めたもの。

短篇ベストコレクション―現代の小説〈2009〉 (徳間文庫) Book 短篇ベストコレクション―現代の小説〈2009〉 (徳間文庫)

販売元:徳間書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

22編の短篇が収録されている。サスペンス・ミステリー・ホラー・青春小説となんでもありでそれなりに面白いのだが、いずれもちと喰い足りない気分で若干期待外れの印象。「さすがに巧いなぁ!」と思ったのは以下の作品。

「琥珀」(浅田二郎)、「ごめん」(唯川恵)、「検問」(伊坂幸太郎)、「ダガーナイフ」(石田衣良)、「厭だ厭だ」(あさのあつこ)、「ジョーカーの徹夜仕事」(大沢在昌)。

これらが2008年を代表する短篇のベストであるならちと寂しいなぁ・・・。

|

« 志津可 | トップページ | 仕事が忙しくて&酷暑が続いて・・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『短篇ベストコレクション 現代の小説2009』(日本文藝家協会編):

« 志津可 | トップページ | 仕事が忙しくて&酷暑が続いて・・・ »