『RIKO-女神の永遠-』(柴田よしき)
柴田よしきの『RIKO-女神の永遠-』を読んだ。横溝正史賞受賞作品。女性刑事が活躍する警察小説なのだが・・・。
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠 (角川文庫) 著者:柴田 よしき |
ビデオ店で押収された裏ビデオに映し出されたのは男が男を犯すシーン。そこに事件性を感じて捜査するとある犯罪組織が見え隠れする・・・。
主人公の女刑事、村上緑子(りこ)がイイ。とってもかっこいい。お話は、レイプやレズなどいろいろあって女性が主人公のわりに女性向きではないかも。意外な犯人はわたしには予想できなかった。テンポの良い展開もイイが、それ以上に人間臭い生き方の主人公のキャラクター設定が絶妙。シリーズで続いているみたいなので村上緑子にはまりそうな予感。
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