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2008年8月29日 (金)

『サウスバウンド』(奥田英朗)

奥田英朗の『サウスバウンド』を読んだ。上下巻あわせて600ページを超える長編。アナーキストの父親をもつ小学生の主人公の視点で語られる作品。

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上巻では東京の小学校に通う主人公の、学校での生活や友人とのトラブルを描く。下巻では西表島に移り住んだ主人公一家の生活と、主人公の父親の政治的(?)闘いを描く。

とってもおもしろい作品で一気に読んでしまった。小学生の割りにはちと大人びすぎの印象はぬぐえないものの、生き生きと描かれる小学生に同調してしまう。中年のおじさんにとって、いろんな意味で元気をもらえる作品だ。

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