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2008年4月20日 (日)

『空中ブランコ』(奥田英朗)

奥田英朗の『空中ブランコ』を読んだ。前作『イン・ザ・プール』の続編で直木賞受賞作品。またまた伊良部一郎が大活躍(?)。前作が面白かったので続いて読んでみました。

空中ブランコ (文春文庫 お 38-2) Book 空中ブランコ (文春文庫 お 38-2)

著者:奥田 英朗
販売元:文藝春秋
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収録されているのは、跳べなくなってしまったサーカスの空中ブランコのりを描く表題作「空中ブランコ」、尖端恐怖症にかかってしまったやくざを描く「ハリネズミ」、義父のかつらをとりたい衝動を抑えきれない男を描く「義父のヅラ」、スローイング・イップスにかかったプロ野球の選手を描く「ホットコーナー」、ストレスから嘔吐症にかかってしまった女流作家を描いた「女流作家」の5作品。

今回も心の病を抱えた患者を巧に描写。テンポのいい文章であっという間に読了。いやーホントに面白い。

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