『魍魎の匣』(京極夏彦)
京極夏彦の『魍魎の匣』を読んだ。1,000ページを超える長編。いろんなところで評判になっている作品で、前から読みたいと思っていたのだが・・・。
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魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫) 著者:京極 夏彦 |
古典的な印象の探偵もので、それなりに面白い。ただちょっと長すぎるかなぁ。読んだ時期が悪かったのかもしれない。まったく休みがなく、1日数ページしか読めない状態でこの超長編を読むのには無理があったみたい。読了まで3ヶ月もかかってしまった。一気に読めればもっと面白く感じたのかもしれないが、複雑な事件と人間関係を理解しながら読むには時間をかけすぎたみたいで、巷間いわれるほどの面白さは感じられず。かなり期待してただけに残念。
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