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2007年7月22日 (日)

井戸水の恵

わたしの実家のある地域では地下水脈が豊富なようで、上水道を引いてる家は皆無である。各家ごとに井戸を掘ってそこから水資源を利用するのが当たり前なのである。上水道を利用しないということは、一般的に下水道も利用しないことになるので、上下水道の利用料金は必要ない。実際我が実家の場合、下水に関しては、浄化槽で濾してから川に流している。おかげで上下水道の料金を払ったことは一度もない。

わたしが始めて市販の飲用水を飲んだのは、金沢大学の大学院に通う先輩のところに遊びに行ったときで、六甲のおいしい水を飲んで「なんだ実家の井戸水のほうがよっぽどおいしいじゃん」と思ったものだ。20年以上前の話である、当時は飲み水を買うなんてかなり非常識な行動であった。

それ以来国内で水を買うなんてことはわたしの中ではありえないことになった。「市販の飲用水よりも実家の井戸水のほうがおいしいのになんでお金を払わなきゃいけないの」ってのが実感である。飲み水を買うのが一般的になった今でもだ。海外に旅行した場合はこのかぎりではないのだが・・・。

京都に住むようになってから夏場の塩素臭に辟易していたのだが、最近では随分とおいしい水になり、夏場でもまずさは感じなくなった。おかげでいまだに一度も飲み水を買ったことはない。

実家の井戸水は地下水脈からの恵であるので、夏でも冬でも一定の温度、夏は冷たく冬はあったかい理想の水道水である。いまだに国内で飲用水を一度も買ったことがないわたしとしては、今住んでいる家の水道料金をみるにつけ、井戸を掘ろうかなと思うんだよねぇ。

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