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2007年6月19日 (火)

お箸の国の人だもの

わたしは箸づかいが上手い、というか下手ではない。お箸の国の人として当たり前のことだが、他人の箸づかいをみるにわたしはなかなか上手いのだと感ずるところがある。

しかしわたしも小さな頃は箸づかいが下手だった。あまりのひどさに父親から毎日のように指摘され、大豆を使って練習させられたものだ。そんなわたしも大きくなるにしたがって上手くなり、今では人の様子をみて「下手だな」などとえらそうな感想をもつようになった。わたしが結婚を決めて嫁さんを連れて実家に帰ったとき、ずいぶんと久しぶりに両親と一緒に夕食をとったのだが、そのときわたしが器用に箸をつかって魚を食べるのをみて母は、「あんた箸、上手になったなぁ」と驚いていたものだ。

で、子供のはなしである。上の子は3歳くらいから箸をつかって食事をしているが、魚でもキレイに食べる。わたしの小さな頃と比べるとびっくりするくらい上手い。そして下の娘、まだ2歳だがすでに食事は箸で食べる(もちろんおかずはわたしがある程度は切り分けてやるのだが)。具だくさんの味噌汁もすべて箸でたいらげる。我が家の子供たちは、わたしの小さな頃からすると考えられないくらい箸づかいが上手いのである。

そこでようやく本題なのだが、はなしが長くなってしまったようなので、次回につづくことにする。

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