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2006年10月22日 (日)

『柔らかな頬』(桐野夏生)

桐野夏生の『柔らかな頬』を読んだ。上下巻合わせて6百頁を超える直木賞受賞の大作だが・・・。

柔らかな頬〈上〉 Book 柔らかな頬〈上〉

著者:桐野 夏生
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柔らかな頬〈下〉 Book 柔らかな頬〈下〉

著者:桐野 夏生
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北海道の別荘地で娘が行方不明になってしまった母親が娘を探し続けるお話しで、この母親と彼女に関係した人物の心情を描いた作品。

桐野夏生の小説を読むのは初めてなのだが、最初からなんだか違和感を感じていた。どうも私はこの人の文体を生理的に受け付けないようだ。特に会話文なんて違和感を感じまくりで、どうも文章が頭に入ってこない。

そのせいもあるのか、この作品はちっとも面白くない。特に後半なんて、夢というか妄想というか、とにかくそんなのばっかりで、作者が描きたいことが全然伝わってこない。中途半端な結末にも納得がいかない。

直木賞受賞作にケチをつけるのもなんだが、この作家の文体も構成も私の感性には合わないようだ。それにしても、直木賞受賞作で面白くないと感じたのは初めてのことだなぁ。

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