警察署
一昨日警察から呼び出しがあったので近くの警察署まで行ってきた。呼び出しといっても別に悪いことをしたわけじゃなく、仕事で提出してた届出についてだ。警察署に行くのは久々だったが、昔ほど威圧的な態度ではなく感じのいい対応だった。
警察署に行くと必ず思い出すのが、数年前落し物を届けたときのことだ。
仕事での出先で、お金(2万円弱だったと思う)の入った学習塾の月謝袋を拾った。近くの派出所までもっていったが留守で、本署への直通電話で事情を話すと、強盗事件が起きて署員が出払ってるので本署まで届けてほしいとのこと。既に暗くなっており早く帰りたかったのだが、しょうがないので警察署まで行った。
警察署に入ってみるとこれがびっくり。どこかの組事務所かと見紛うほどコワモテの警官ばかりだった。暴力団を相手にするにはそれなりの人が必要なんだなと考えながらも、警官もどこぞの組員も紙一重だなと思ったもんだ。
拾った月謝袋には学習塾の名前が入っていたので、直接連絡してもよかったのだが、万が一入ってた金額が違うなどとトラブルになると困るので警察をかませたほうが間違いがないだろうとの考えだった。連絡はすぐつくと思ったが、形式的な手続きに時間をとられたので、係りの警官と話しながら処理したのだが、その警官は私が返答しようがない、とんでもない言葉を吐いた。
「あんたも奇特な人やねぇ、こんなのネコババしてもわからんのに。」
確かにその警官の言ったことは間違いでないだろうが、それを警官が言っちゃまずいだろう。警官のモラルハザードもここまできたのか、そりゃ警官の不祥事がなくならんわけだよなと妙に納得をしたよ。
拾得物は落し主に無事戻ったようで、落し主の方からはお礼の電話と年賀状が届いた。
その後は、警察署に行くと必ず警官の顔を(コワモテかどうか)確認するようになり、必ず上記の警官の言葉を思い出すようになった。
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