『ダ・ヴィンチ・コード』
前に原作を買うかどうかで悩んだ『ダ・ヴィンチ・コード』がいよいよ封切り。いつものように東宝の優待券で観てきた。結局封切り前に文庫化されて悔しい思いをしたわけだが・・・。
TOHOシネマズ二条に30分前に到着するとチケット売り場は長蛇の列。レディースデイということを考慮に入れても、平日の午前中にこんなに多くの人が観に来てるなんてびっくり。やっぱりすごい人気だ。
聖杯伝説をめぐる謎を解き明かしていくという物語は原作をなぞったもので、あの長編小説を2時間半にうまくまとめている。ただ2時間半に詰め込んだことによって原作を読んでいない人にはわかりにくい部分もあるかもしれない。暗号解読なんてほとんど説明がない。ソフィーは暗号解読官のはずなのに・・・。オプス・デイやシラスなどの話はバッサリと切って、その時間を暗号解読などにまわせばよかったのにねぇ。また原作ではダヴィンチの絵画が観れないことに不満が残ったが、映画でも絵画をゆっくりと見せてくれないのでこれまた不満が残る。
全体的にはテンポのいいサスペンス映画に仕上がっており、充分楽しめた。ただ原作を読んでおかないとわかりづらいところも多いんじゃないだろうか。
ヒロインのソフィー役は『アメリ』のオドレイ・トトゥ。ずいぶん感じが違うよねぇ。ソフィー・マルソーなんかもオーディションを受けたらしいが・・・。個人的にはソフィー・マルソーが観たかったなぁ。
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