ステルス
昨日DVDで『ステルス』を観た。ステルス戦闘機が活躍する戦争ものだと思って観たのだが・・・。
最新鋭の人工知能搭載の無人ステルス戦闘機が暴走、ロシア領まですっ飛んで行ったもんだからさあたいへん・・・というお話し。
お金かかってるだけあってCGの出来はいいし、戦闘シーンなどは迫力あってまずまず楽しめる。しかし何でもありだな、この映画。近未来の設定ならなんでも許されると思ってるのかね。いくらステルス戦闘機だからって他国に入っていって建物壊したり、核弾頭破壊したり、スクランブルしてきた戦闘機をやっつけちゃったり、もうムチャクチャ。こんなのありえんだろ。さらに、ストイックな恋愛があったり、北朝鮮に不時着して銃撃戦ののち脱出したり、政治的陰謀があったり、人工知能が自己犠牲を発揮したりと、もういろんなエピソードがいっぱいで正直わけわからん状態。何を描きたかったのかがさっぱりわからんね。
ハリウッドで大金を使って、これだけ大まじめにおバカ映画を作ったってことはある意味すごい。よく映画化が実現したもんだと感心するよ。そうそう日本にはおバカ映画しか作れない東映って会社があるけどね。
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